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梅雨型熱中症にご注意を!

梅雨の時期には、気温がさほど高くなくても、湿度が高いと熱中症のリスクが高まります。

暑い日が続くと、次第に暑さに身体が慣れてきますが、このことを「暑熱順化」と言います。

梅雨の時期には、まだ暑さに慣れていない時期なので、気付かない内に脱水症状と体温の上昇が進んでしまいます。

人は暑いと汗をかいて体温を逃がそうとしますが、湿度が高いと汗が蒸発せず、熱が体内にこもって体温を下げにくくなり、熱中症のリスクが高まります。

 

こんな日や場所は注意が必要です。

・熱くなり始め

・湿度が高い日

・気温が高い日

・日差しが強い日

・熱帯夜の翌日

・風が弱い日

・照り返しが強い場所

・熱い物がそばにある場所

・急に熱くなった日

 

「暑熱順化」に有効な対策として、身体を暑さに慣れさせることが重要です。

日常生活の中で、運動や入浴をすることで汗をかき、暑さに慣れさせましょう。

個人差もありますが、数日から2週間程度かかります。

梅雨の時期の熱中症に注意し、暑い夏が来る前に「暑熱順化」のための動きや活動を始め、暑さに備えましょう。